2020年4月25日(日本時間26日)、米・ネバダ州ラスベガスの
マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノで、
相手はWBO世界バンタム級王者のジョンリル・カシメロ(フィリピン)だ。
試合の展望を占ってみよう。
井上尚弥プロフィール
出身地:神奈川県座間市。所属:大橋ボクシングジム所属。
所属事務所:ホリプロ。マネジメント・広告代理店は株式会社セカンドキャリア。
担当トレーナー:父の井上真吾氏。
主なタイトル:第36代日本ライトフライ級王者。
第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者。
元WBC世界ライトフライ級王者。
元WBO世界スーパーフライ級王者。
現WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者。
世界3階級制覇王者。
WBSS優勝。
血液型:A型。
戦績:アマチュアボクシング:81戦 75勝 (48KO/RSC) 6敗
プロボクシング:19戦 19勝 (16KO) 無敗
ジョンリル・カシメロプロフィール
出身地:フィリピン。主なタイトル:元WBO世界ライトフライ級暫定王者。
元IBF世界ライトフライ級王者。
元IBF世界フライ級王者。
現WBO世界バンタム級王者。
世界3階級制覇王者。
プロモーター:MPプロモーションズ所属。
戦績:プロボクシング:33戦29勝(20KO)4敗
井上尚弥・カシメロ因縁
井上尚弥とジョンリル・カシメロには浅からぬ因縁がある。大橋秀行会長が語っている。
「尚弥の最初の世界挑戦は、カシメロで決まっていたんだ。両陣営とも合意していたが、
IBFが試合経験が足りないからと認めてくれなかったんだ。
その経緯があって、昔から見ている選手。尚弥とは因縁がある。カシメロは、その尚弥と
やるはずだった試合でウエイトオーバーをしていたので、もし無理に試合をやって、
そんなことになっていたら大変だったけどね。」
実は、井上が2014年に世界初挑戦を狙ったときの最初のターゲットが、
当時のIBF世界ライトフライ級王者・ジョンリル・カシメロだったのだ。
IBFが安全のために10戦以上のプロ戦歴の無かった井上の世界挑戦を認めなかったために流れ、
井上はWBCのベルトにターゲットを変更することになったが、その6年後、
お互いにバンタム級の世界チャンピオンとして相まみえることになったのだった。
試合の展望
どちらが勝つにしても、早いラウンドでのKO決着を予想する。判定はまず無いだろう。ずばり、井上の3R KO。
序盤は左の差し合いになるも、スピード。体格差で上回る井上が圧倒するだろう。
怖いのは、カシメロの飛び込み様に振り回してくるパンチくらい。
あと、井上は接近戦でガードが空くことがあるので、不用意な一発をもらわないようにしたい。
ドネア戦での目の負傷の影響も気になるところではある。
だが、総合的に考えて井上の勝利の確率はかなり高いだろう。
本場ラスベガスで、日本のモンスターがセンセーショナルな勝利を飾る日が待ち遠しい。
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